スマホ決済利用が8割超え 60代も7割が利用する時代に

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※画像はAdobe Stockより
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  • 「スマートフォン所有と利用目的」の変化(2014年~2024年)
  • キャッシュレス決済利用の変化(2014年~2024年)
  • モバイル決済利用の変化:年代別(2019年~2024年)

 スマートフォンの普及に伴い、生活者の買い物や支払いに関する意識や行動が大きく変化していることが明らかになった。

「スマートフォン所有と利用目的」の変化(2014年~2024年)

 株式会社ビデオリサーチが実施した調査によると、2024年時点でスマートフォン所有者の51%がスマホでのネットショッピングを利用しており、スマホが買い物の場として生活に浸透している様子が見受けられる。

 特に注目すべきは、モバイル決済の急速な普及だ。2018年から66ポイント増加し、2024年には78%がモバイル決済を利用している。年代別では10代が5割、20~60代は7割以上が利用経験があり、幅広い世代に受け入れられていることがわかる。

キャッシュレス決済利用の変化(2014年~2024年)

 キャッシュレス決済全体では、クレジットカード(97%)、電子マネー(89%)、モバイル決済(78%)の順で利用されている。PayPay、楽天ペイ、d払いなどのモバイル決済サービスの成長が著しい。

モバイル決済利用の変化:年代別(2019年~2024年)

この変化について、ビデオリサーチは「スマートフォンの普及拡大に伴い、買い物スタイルは"誰でも・いつでも・どこでも・何でも"購入できる環境へと変化している」と分析している。

 デジタルデバイスに対する生活者の適応力も高く、年齢層問わず割引券やクーポンなどさまざまな施策がリーチャブルになっているという。

《村上弥生》

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