株式会社LIXILは、全国の20~60代の男女4,156人を対象に「住まいの防犯意識調査」を実施し、近年の犯罪傾向と生活者の防犯意識に隔たりがあることが判明した。
調査結果によると、昨今被害が相次いでいる、強盗・窃盗事件(闇バイト)の詳しい手口の理解度について「1つでも知らないことがあった」と回答した人は70.6%となった。特に60代女性の理解度が最も低く、狙われやすい層ほど対策に必要な「知識」が不足している可能性が指摘されている。



防犯対策をしていない理由として、「どのような対策をしたらよいかわからないから」「価格が高いから」に続き、「家を空けることが少ない/ないから」に票が集まった。さらに、「家を空けることが少ない/ないから」を理由にあげる傾向は年齢が上がるほど強まり、60代女性が29.0%と最も高く、次いで50代女性が20.8%と年齢が上がるほど、「家にいるから」を理由に防犯対策を行わない傾向が明らかとなった。

