日本初のシニアプロeスポーツチーム「MATAGI SNIPERS（マタギスナイパーズ）」とマレーシアのシニアチーム「Old Guards of the Straits」との国際交流試合が5月25日にオンラインで実施された。16時からスタートした試合は、ライブストリーミング配信プラットフォームTwitchにて生配信され、多くの注目を集めた。
MATAGI SNIPERSは、秋田県を拠点に活動するシニアプロeスポーツチームだ。2021年に結成され、「孫にも一目置かれる存在」をスローガンに掲げて活動している。チームは60歳以上のメンバーで構成され、現在の選手平均年齢は69.3歳。ファーストパーソンシューティングゲームのVALORANTを中心に、積極的に配信活動を行っている。
今回対戦した「Old Guards of the Straits」は、マレーシアで活動するシニアeスポーツチームだ。同チームは「ゲームに年齢制限はない」という理念を掲げ、2024年に結成された「Team eMas」の元メンバーを中心に、50歳以上のプレイヤーで構成されている。
試合開催のアナウンスは、5月24日にMATAGI SNIPERSの公式X（旧Twitter）やVALORANTのニュースをまとめているウェブサイトのXアカウントでも取り上げられ、試合前から大きな期待が寄せられていた。熱戦が繰り広げられた3試合の結果は、MATAGI SNIPERSが2勝1敗で勝利を収めた。特に3試合目はオーバータイムにもつれる大接戦となり、視聴者を釘付けにした。配信では、同時接続最大視聴者数1100人、ユニーク視聴者数1万人、ライブ配信視聴者数1万6000人を記録するなど、シニアeスポーツへの関心の高さを示す結果となった。この試合をきっかけに、MATAGI SNIPERSの公式X（旧Twitter）のフォロワーは3万人を突破した。
試合直後に結果をアナウンスしたMATAGI SNIPERSの投稿には、数多くの「いいね」やリポスト、コメントが寄せられた。「おれもこんな爺さんになりたいな」「日本ヴァロラントの星すぎる」「日本のeスポーツの未来は明るい」といった声や、秋田県出身者と思われる方から「信じられるかこれ... 地元なんだぜ？ かっこよすぎるだろ」といった温かいコメントが寄せられた。
※MATAGI SNIPERS / マタギスナイパーズ 公式X
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