神保町シアターで1985年デビューのアイドル出身女優たちの映画特集が開催される。

今年デビュー40周年を迎える85年デビュー組は、斉藤由貴、南野陽子、中山美穂らアイドル全盛期を語る上で欠かすことのできないスター揃いだ。彼女たちは映画界にも進出し、映画ファンにも愛される名作の数々が誕生した。
今回は映画スターとしても売り出された斉藤由貴の作品を中心に、女優としても高く評価された中山美穂への追悼の意味も込めて、アイドルという枠に収まらない彼女たちの活躍を映画で振り返る。
上映作品は「恋する女たち」(1986年、監督・大森一樹)、「おいしい結婚」(1991年、監督・森田芳光)、「トットチャンネル」(1987年、監督・大森一樹)、「雪の断章 情熱」(1985年、監督・相米慎二)、「はいからさんが通る」(1987年、監督・佐藤雅道)、「修羅場の人間学」(1993年、監督・楫間俊一)、「行き止まりの挽歌 ブレイクアウト」(1988年、監督・村川透)、「どっちもどっち」(1990年、監督・生野慈朗)、「ゴジラVSメカゴジラ」(1993年、監督・大河原孝夫)、「波の数だけ抱きしめて」(1991年、監督・馬場康夫)、「東京日和」(1997年、監督・竹中直人)の計11作品。
ラブコメからハードボイルド、そしてゴジラまで幅広いジャンルの映画となっている。
開催期間は2025年6月28日から7月18日まで。入場料金は一般1400円、シニア1200円、学生1000円。7月14日と15日は設備工事のため休館する。