PGF生命(プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社)が2025年に還暦を迎える1965年生まれの還暦人(かんれきびと)を対象に調査を実施。自身が影響を受けたと思う同年代の有名人、自身の還暦パーティーに呼びたいと思う同年代の有名人をそれぞれ聞いたところ、ともに1位は「中森明菜」となった。
調査は2025年3月19日~21日の3日間、インターネットリサーチで実施され、全国の1965年生まれの男女2000名から回答を得た。今年還暦を迎える1965年生まれは全国で174万人にのぼる。
還暦人の貯蓄金額についての調査では、「100万円未満」が30.0%と調査開始以来最も高い水準に達した一方、「3000万円以上」は2024年18.0%、2025年19.7%と2年連続で20%未満にとどまった。物価上昇により貯蓄を取り崩さざるを得ないケースや、2024年開始の新NISA制度を活用した「貯蓄から投資へ」の動きの影響が考えられる。

自分の若いころと比べて今の若い世代の人たちを見ていて"うらやましいな"と思うことの1位は「スマホ・携帯電話がある」(46.1%)だった。男女別では、「子育て支援が手厚い」(男性16.4%、女性37.0%)は男性では9位となったのに対し、女性では5位となり、女性では現役の子育て世代のような公的サポートを受けたかったと感じる人が多いことがうかがえる。

キャッシュレス決済については、買い物では現金決済よりキャッシュレス決済をすることが多いと回答した人が73.7%と、7割以上が「キャッシュレス派」だった。特に関東エリアでは男女ともに約8割がキャッシュレス決済を多用していると回答した。

還暦後の就労意向については、59歳時点で就労している・していた人の87.1%が「60歳を過ぎても働きたい」と回答。70歳以降も働きたいと思う人の割合は44.0%で、調査開始以来最も高い水準となった。働きたい理由の1位は「生活費が不足するから」(56.6%)だった。


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