選挙ドットコムはJX通信社と共同で、5月17日(土)、18日(日)に日本国内の18歳以上の方を対象としたハイブリッド調査(電話調査とインターネット調査を同じ設問で同時に行う方式)による全国意識調査を実施した。
政府は年金制度改革関連法案を閣議決定し、国会での審議に入った。同法案では、パート労働者の厚生年金加入要件や企業規模の要件を段階的に緩和することで「年収106万円の壁」を撤廃する内容が盛り込まれている。一方で、法案の作成過程で検討されていた基礎年金の底上げを盛り込むことが見送られたことから、野党側から法案に反発する声も上がっているという。
今回の調査では「あなたは、パートなどの厚生年金への加入拡大策などが盛り込まれた年金改革法案を評価しますか?」と尋ね、対象者は「大いに評価する」「ある程度評価する」「どちらともいえない」「あまり評価しない」「全く評価しない」の5択を選んだ。

電話調査では、「評価する」(「大いに評価する」と「ある程度評価する」)が4割で、「評価しない」(「全く評価しない」と「あまり評価しない」)を上回った。一方、ネット調査では「評価する」と「評価しない」が3割前後で拮抗した。
ただし、両調査ともに「どちらともいえない」が3割超えで、今後の法案審議によって評価が変わる可能性もある。
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