解体工事DXプラットフォーム「クラッソーネ」を運営する株式会社クラッソーネが、宮城県丸森町と「空き家等対策の推進に関する連携協定」を締結した。
同社は、解体工事領域で全国2100社以上の専門工事会社と施主をマッチングするサービス「クラッソーネ」を運営しており、これまでに累計15万件以上のご利用者実績がある。また、「解体費用シミュレーター」や「すまいの終活ナビ」を利用した公民連携での空き家対策事業が、令和3年度から令和5年度の国土交通省「住宅市場を活用した空き家対策モデル事業」に3年連続で採用され、現在は全国126自治体と公民連携による空き家対策を進めている。

今回、丸森町や同社のそれぞれが持つ資源や特長を活かしながら、丸森町内の老朽化し危険な状態にある空き家の除却促進に向けて連携協力を図り、空き家の適正な管理の推進に寄与することを目的として、協定の締結に至った。
協定に基づく主な取り組み内容として、解体の概算費用や土地売却査定価格を提示する「すまいの終活ナビ」を紹介、町民が近隣の迷惑な空き家について自治体へ通報できる「お困り空き家の連絡フォーム」を導入、空き家の建物情報をもとに管理コストや解体費用・土地売却査定価格をまとめたレポートを発行できる「空き家価値査定シート」の活用、空き家所有者等へ空き家解体の進め方に関するフライヤーを配布、市民や空き家所有者からの相談や空き家対策施策に同社のサービスや情報を活用する。

