全国230社以上の地域密着企業が導入する高齢者向け生活支援サービス「まごころサポート」を運営するMIKAWAYA21が、一般社団法人終活カウンセラー協会との業務提携を発表した。今回の提携により、相続・不動産・住まいなど、シニアの人生に関わる意思決定領域へと支援の幅を広げていく。
まごころサポートの活動を担うのが、「まごころコンシェルジュ」と呼ばれる地域スタッフだ。現在、全国で約3600名が登録しており、有償ボランティアとして高齢者宅を訪問。単なる作業の請負にとどまらず、ご本人やご家族との継続的な関係性を大切にしながら、地域に根ざした安心の支援を提供している。

今回の提携では、終活カウンセラー協会が提供する講座を、まごころコンシェルジュに提供。相続や住まい、介護、葬儀といったテーマに対する基礎知識を学ぶことで、"終活の相談もできる支援者"として育成する。また、全国の現場から拾い上げられた終活に関する相談に対して、必要に応じて終活カウンセラー協会と連携し、専門的な対応へとつなげる体制も視野に入れている。


あわせて、終活をきっかけに「住み替え」や「資産整理」といった複雑なニーズに応えることが求められるなか、今後は、シニア向け賃貸住宅「まごころアパート」や、地域加盟店による不動産事業展開も考えているという。