株式会社ニッスイが実施した「親の健康と自身の健康意識に関する調査」で、子世代の8割以上が親の老いを感じていることが明らかになった。
調査は、別居する60~70歳代の親をもつ全国の男女500名を対象に行われた。その結果、親の老いを「とても感じる」「感じる」と回答した子世代は合わせて8割以上に上った。

親の健康状態で今後心配なこととして、「筋力・体力の低下」を挙げた子世代は約半数で最多だった。一方で、親の約半数に運動習慣があるものの、筋トレなどの無酸素運動を実施している親は2割強にとどまることがわかった。

注目すべきは、フレイルに関する認知度の低さだ。フレイルとは、健康な状態と要介護状態の中間の状態を指す概念だが、子世代の認知度は2割未満にとどまった。

また、親と老後について「話し合ったことはない」と回答した子世代は半数以上いることも判明。その理由として「親はまだ元気だから」「何から話せばよいか分からないから」がそれぞれ3人に1人の割合で挙げられた。

子世代自身の健康面の将来についても、8割以上が何らかの不安を抱えていることが明らかになった。約半数が「病気やけが」を不安として挙げ、続いて「自分の経済的負担」「認知症介護」がそれぞれ約4割となった。
