MMD研究所が18歳から69歳の男女5万3044人を対象に実施した調査で、投資による資産運用の経験がある人は33.5%に上ることが明らかになった。年代別では60代が42.6%(およそ5人に2人)と最も高く、50代が34.8%、40代が33.8%と続いた。


投資経験者のポイント運用サービス利用率は61.5%で、未経験者の31.4%を大きく上回った。ポイント投資サービスでも、経験者が40.1%、未経験者が7.5%と差が開いた。


投資未経験者のうち、ポイント運用・投資サービスの利用から実際の投資をしたいと考えている人は18.1%だった。その理由として「将来の資産形成をしたい」が44.4%と最多で、「ポイント運用で実際の投資の仕組みが理解できた」「ポイント運用を経験し、本格的な投資に興味を持った」がともに17.5%となった。


また、投資経験者17,744人を対象に、利用している証券口座を聞いたところ(複数回答可)、「楽天証券」が40.2%と最も多く、次いで「SBI証券」が31.8%、「PayPay証券」が14.7%となった。

■ 調査概要
「2025年ポイント運用・投資と資産運用に関する調査」
調査期間:2025年4月4日~4月7日
有効回答:<予備調査>53,044人 ※人口構成比に合わせてウエイトバックを実施<本調査>900人
※ポイント運用サービスのみ利用者(n=300)、ポイント投資サービスのみ利用者(n=300)、ポイント運用・投資サービス両方の利用者(n=300)
調査方法:インターネット調査
調査対象:<予備調査>18歳~69歳の男女<本調査>ポイント運用サービスのみ利用者、ポイント投資サービスのみ利用者、ポイント運用・投資サービス両方の利用者
設問数 :<予備調査>10問<本調査>10問
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