シニア女性の「孫消費」が増加中!年間平均支出額は“18万円”で前年比3.7万円増

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シニア女性の「孫消費」が増加中!年間平均支出額は“18万円”で前年比3.7万円増
  • シニア女性の「孫消費」が増加中!年間平均支出額は“18万円”で前年比3.7万円増
  • 「最も関わりの多い孫」とのコミュニケーション方法
  • 一年あたりの平均コミュニケーション回数
  • 「最も関わりの多い孫」とのコミュニケーション頻度・今後の意向
  • 祖父母と孫だけで行っていること
  • 1年間に孫に使うお金
  • 孫関連のお金の使い道で上位に挙げられたのは「お小遣いとして現金を渡す(お年玉、お盆玉含む)」、次いで「食事代」「モノを買い与える」など。
  • 孫関連のお金の使い道で上位に挙げられたのは「お小遣いとして現金を渡す(お年玉、お盆玉含む)」、次いで「食事代」「モノを買い与える」など。

 女性誌「ハルメク」を発行するハルメク生きかた上手研究所が、55~87歳の全国の女性259名を対象に「シニア女性と孫の関係に関する意識と実態調査」を実施した。

 調査結果によると、2023年と比較して孫との接触頻度は「直接会う」を除き減少傾向にあるものの、孫関連の年間平均支出額は約18万円となり、前年より3.7万円増加した。

1年間に孫に使うお金
孫関連のお金の使い道で上位に挙げられたのは「お小遣いとして現金を渡す(お年玉、お盆玉含む)」、次いで「食事代」「モノを買い与える」など。

 孫とのコミュニケーション方法では「直接会う」が最も多く、次いで「電話で話す」「LINEやメールなどでのやりとり」と続く。しかし、今後のコミュニケーション意向については「どちらともいえない」が58.3%と最多で、「増やしたい」は40.9%だった。

「最も関わりの多い孫」とのコミュニケーション方法
一年あたりの平均コミュニケーション回数
「最も関わりの多い孫」とのコミュニケーション頻度・今後の意向

 親抜きで孫と過ごす時間の内容は「おしゃべりをする」「食事をする」「おもちゃで遊ぶ」「テレビを見る」「公園で遊ぶ」などが上位。特に「ショッピング」は同性の孫と行う傾向が強いことがわかった。

祖父母と孫だけで行っていること

 孫への支出内容は「お小遣いとして現金を渡す」「食事代」「モノを買い与える」が上位。孫の年代が上がるほど「モノを買い与える」が減少し、「お小遣い」や「貯金・投資信託」「学費や教材費」などが増加している。

 「孫に教えてあげること」としては「礼儀やマナー」「生活の知恵・豆知識」「社会のルール」「自分の経験や体験したこと」などが多く挙げられた。

「孫に教えてあげること」の上位は「礼儀やマナー」「生活の知恵・豆知識」など。

 また、大阪・関西万博に「孫と行きたい」と回答した割合は12.4%にとどまり、行きたくない理由として「そもそも自分が興味を感じない」が最も多かった。

出典「ハルメク 生きかた上手研究所調べ」

【調査概要】

調査方法:WEBアンケート

調査対象・有効回答者数:55~87歳の全国のハルトモ(ハルメクのモニター組織)の女性で孫がいる人259名

調査実施日:2025年3月18日(火)~3月21日(金)

※2023年調査:3月に実施、55~85歳の全国のハルトモの女性で孫がいる人239名

調査主体:株式会社ハルメク・エイジマーケティング  ハルメク 生きかた上手研究所

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《村上弥生》

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