シニアが通信講座にかけられる金額はいくら?「1万円以上」は5%未満

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※画像はAdobe Stockより
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  • シニア層の『通信講座』に関するアンケート(コスモラボ)
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 コスモヘルス株式会社のシニア専門マーケティングプラットホーム「コスモラボ」が、50代以上のシニア480名以上を対象にシニア層の通信講座に関する調査結果を発表した。

 調査によると、 通信講座に支払える月額については「3,000円~5,000円未満」が42.4%で最多となり、「1,000円~3,000円未満」が30.6%と続き、8割以上が月額5,000円未満を適正価格と考えていることがわかった。

通信講座に支払える月額は?

 受講継続の最大の壁として「自己管理ができない(やる気が続かない、継続して時間が取れない)」が45.1%と最多を占めた。在宅学習が中心となる通信講座では、モチベーション維持のための効果的な仕組みづくりが喫緊の課題となっている。

受講の継続にあたって課題に感じたこと

 希望する講座ジャンルでは「食・料理」が43.3%で最も多く、「趣味(手芸・絵画・俳句・音楽・イラストなど)」が33.2%、「ペン字・書道」が30.5%と続いた。自己表現や感性を磨く学びを通じて、日々の生活に彩りと達成感をもたらす機会を求めている傾向が明らかになった。

今後、受講したい通信講座のジャンルは?

 講座選びで重視するポイントとしては「内容」が68.1%で最多となり、「価格」が50.7%、「資格や修了証がもらえるか」が41.0%と続いた。シニア層は何よりも学びの質を重視し、内容の充実度が講座選択の決定的基準となっている。

通信講座を選ぶ際に重視するポイント

 通信講座のサポート体制として希望するものは「メールやチャットでの質問受付」が36.1%、「電話相談サポート」が35.4%、「学習仲間との交流掲示板」が29.9%と上位を占めた。これらの数字は、学びの過程で孤立せず、安心感を得られる環境整備の要望を表している。

通信講座のサポート体制としてあったら嬉しいものは?

 調査は全国のコスモラボのアンケートモニター488名を対象に実施。全体の約3割が受講経験者である一方、「興味はあるが利用したことはない」が38.3%と最多で、潜在的関心層が4割に迫る数字となった。

通信講座を利用した経験

◾️調査方法:ネットリサーチ
◾️調査地域:全国
◾️対象者 :「コスモラボ」のアンケートモニター
◾️回答総数:488
◾️調査対象期間:2025年4月4日
https://cosmolab.jp/report/correspondence_course_2504/

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《村上弥生》

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