株式会社アイリッジが15歳から69歳の男女428名を対象に実施した「アプリクーポンに関する調査」にて、若年層とシニア層でのクーポン利用拡大が進んでいることがわかった。シニア層(50歳以上)では、「店舗を利用する際、割引等の特典があるクーポンを利用しますか」との質問に対して、2023年の調査と比較して「必ず利用する」と「ときどき利用する」と回答した割合が上がった。

クーポン入手経路では「店舗の公式アプリ」(71%)が前回調査比+22ポイントと急増し、全年代で1位となった。10代では公式アプリでの入手が31ポイント増と特に伸びており、60歳以上でも公式アプリクーポンが36ポイント増えて紙クーポンを逆転した。「店舗の公式LINE」(36%)も利用率が16ポイント増と大きく成長している。

調査では、生活者の約6割がクーポンをきっかけに店舗を利用したり、より早いタイミングで訪れたりしていることもわかった。年代別に見ると、20代以下は価格メリットを重視して即時に行動を変える傾向が強く、ミドル層は「予定より早く利用した」という回答が比較的多い。50歳以上は「もともとの予定に合わせて店舗を訪れ、クーポンを利用した」という計画的な活用が増えている。


調査概要:アプリクーポンに関する調査
対象:15歳~69歳の男女
調査期間:2025年2月13日~2025年2月20日
調査方法:インターネットリサーチ
サンプル数:428名
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