セイコーグループが発表した『セイコー時間白書2025』で、15歳~69歳の男女1,200人を対象に人生100年時代における時間感覚について調査が実施された。
老後に向けた意識や行動についての調査では、50代では「準備を始めている」(19.5%)と回答したものの、「既に準備を完了している」は60代で10.0%にとどまった。人生100年時代、40代になると老後を意識し、50代で準備を始めるものの、60代で「準備完了」とまではいかないことがわかった。
将来に対する意識については、「以前より将来について楽観的になった」と思う人は全体の4割(42.2%)だった。年齢別に見ると、最も楽観的に考えているのが10代の58.5%であり、次いで60代になると44.0%と、若年層とシニア層は将来について比較的前向きに考えていると判明した。

また、「人生の節目」と考えているライフイベントについては、50代が1位「結婚・離婚」、2位「定年」、3位「人の死」となった。一方で60代は1位「定年」、2位「結婚・離婚」、3位「病気やケガ」となった。

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