株式会社AlbaLinkが30代以上の男女500人を対象に実施した「相続でもめそうなことに関する意識調査」の結果が発表された。
調査によると、相続でもめる可能性があると回答した人は42.4%に上った。もめそうな相手として最も多かったのは「兄弟姉妹」だ。

もめそうな内容の1位は「不動産の取り扱い」(47.0%)だった。不動産は現金と違って簡単に分けられないため、トラブルの原因になりやすい。2位は「納得感のある財産分与」(34.0%)で、介護負担などを考慮した公平な分配が求められている。

相続でもめた場合の解決策としては、「第三者を入れる」(42.8%)が最多だった。弁護士など専門家の介入により、冷静かつ法的根拠に基づいた話し合いが期待できる。

トラブル防止には、被相続人の意思確認が重要だ。「生前に遺言書を作成しておく」「両親が健在なうちに話し合いをする」など、事前の準備を重視する声が多く聞かれた。