株式会社LIFULLが運営する不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME'S」は、新築賃貸物件の設備・条件の変遷について調査した。
2021年~2024年にLIFULL HOME'Sに掲載された東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県の新築賃貸物件を対象に実施された調査によると、2021年から2024年にかけて、「高齢者歓迎」の物件割合がシングル向け、ファミリー向けともに1位となった。特にシングル向けでは3倍以上増加しており、高齢化社会の進展を背景に急速に増加していることがうかがえる。
増加した条件ランキングでは、「高齢者歓迎」の物件の割合がシングル向け、ファミリー向け共に1位となった。ファミリー向けの2位には「フリーレント」がランクイン。家賃相場が上昇傾向にあるなかで、借り手が手を出しにくい物件も、一定期間家賃が無料になるフリーレントによって家賃を下げずに入居者を確保する動きが増えているという。

設備面では、シングル向け物件で「カウンターキッチン」「システムキッチン」「IHコンロ」がトップ3を独占。コロナ禍を経てのリモートワークの広まりなどから、自炊を充実させるためのキッチン設備が重要視されている。

また、シングル向け・ファミリー向け共に「セキュリティ会社加入済」や「防犯カメラ」「オートロック」といったセキュリティ設備が上位にランクインしており、安全性を高める設備へのニーズが高まっている。
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