ミドル世代向け転職サイト「ミドルの転職」を運営するエン・ジャパン株式会社が転職者分析レポートを発表した。2024年の転職者数は2018年比で約2.5倍に増加し、特に50代は5倍以上と顕著な伸びを見せている。
転職後に年収が上がった人の割合も増加傾向にあり、2024年は49%と2018年比で11ポイントアップした。年収が下がるケースが多いとされる50代でも、年収増は42%と9ポイントの上昇となった。


一方で、ミドル世代は豊富な経験がある反面、その価値をうまく言語化できず、転職活動に苦戦するケースも少なくないという。峯崎氏は「職務経歴やスキルを整理し、自分の強みを明確に伝えることが、成功への第一歩となる」とアドバイスしている。
【調査概要】
■調査対象:『ミドルの転職』(https://mid-tenshoku.com/)を利用し転職した、35歳~59歳の方
■調査期間:2018年1月1日~2024年12月31日
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