親が70歳になったら知っておきたい“7つのこと”とは?東急不動産HD、社員向けに介護離職防止イベントを開催

「『仕事と介護の両立』親が70歳になったら知っておきたい7つのこと」
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 TQコネクト株式会社と東急不動産ホールディングスが共催で、「『仕事と介護の両立』親が70歳になったら知っておきたい7つのこと」と題した社員向けイベントが開催された。

 イベントでは、東急不動産の社員による実体験の共有や、大正大学社会福祉学科の宮崎牧子教授による専門的な講義が行われた。

 東急不動産の松井康明氏は自身の介護経験を踏まえ、「介護はある日突然始まる。日頃から家族と資産や住まいについて話し合っておくことが重要」とコメント。一人で抱え込まず、早めに周囲に相談することの大切さを伝えた。

左:大正大学 宮崎牧子 氏、右:東急不動産 松井康明 氏

 宮崎教授は親子が最終的に「この人と親子でよかった」と思いあえる関係を築くために、以下の「介護における大切な7つのこと」を解説した。

◎親が70歳になったら知っておきたい7つのこと

①老親の介護は準備すること
②親の希望を聞いておくこと
③公的制度を知っておくこと
④退院先探しが大変であること
⑤親の変化を見逃さないこと
⑥認知症を正しく理解しておくこと
⑦介護を一人で抱え込まないこと

 また、東急不動産ホールディングスのグループ人事部からは、介護と仕事の両立支援のための休暇・休業制度や労働時間短縮制度、給付金などの社内制度が紹介された。参加者からは「自分からは取りに行かない情報を獲得する機会を設けていただけて感謝している」「実際に働きながら遠方に住むご両親を介護されていた話は大変勉強になった」などの声が寄せられた。

 TQコネクトからは、操作不要でテレビ電話ができる「TQタブレット」が紹介され、遠距離介護におけるコミュニケーションツールとしての活用法が示された。

TQタブレット
要介護4の方が実際に利用している様子

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《村上弥生》

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