弁護士法人 東京新宿法律事務所が相続手続きに関する調査を、地方の実家の相続手続きを経験したことがある40代以上の男女330名を対象に実施。地方の実家の相続を経験した40代以上の男女の半数以上が相続手続きで「苦労した」と回答したことが明らかになった。相続手続きで苦労したかを尋ねる設問では、「やや苦労した」が34.2%、「非常に苦労した」が20.3%と、合計で54.5%が苦労したと回答した。
苦労した点については、「知識がなく不安が強かった」が48.3%で最多となり、「書類の収集・作成に時間がかかった」(47.2%)、「手続きが複雑でわかりにくかった」(43.3%)が続いた。

地方特有の相続問題としては、「実家が遠方で通うのに負担があった」が36.7%で最も多く、「不動産に資産価値がほとんどなかった」(25.0%)、「地元に信頼できる専門家が見つからなかった」(24.4%)という回答が上位を占めた。

相続手続きで苦労した人の55.0%が弁護士や税理士などの専門家のサポートを受けており、そのメリットとして「手続きがスムーズに進んだ」(47.5%)、「ミスや漏れがなく安心できた」(43.4%)などを挙げている。


一方、苦労しなかった人の理由としては、「相続人間での話し合いがスムーズだったため」(53.3%)、「相続人が少人数だったため」(48.0%)が多数を占めた。

<調査概要>
調査期間:2025年4月21日~4月23日
調査方法:インターネット調査
調査対象:地方の実家の相続手続きを経験したことがある40代以上の男女
調査人数:330名
モニター提供元:RCリサーチデータ
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