40~50代の8割が“退職後の収入確保”に不安...想定している退職金は「500万円未満」が最多の結果に

「退職金と早期退職がライフプランに与える影響」に関する調査
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 株式会社ハッピーカーズが40~50代の会社員を対象に実施した「退職金と早期退職がライフプランに与える影響」に関する調査を実施。想定している退職金額は「500万円未満」が22.3%で最多となった。

 また、調査では早期退職制度に対して「とても魅力的に感じる」「やや魅力的に感じる」と回答した人が53.7%、「あまり魅力を感じない」「全く魅力を感じない」と回答した人が46.3%とほぼ同数だった。早期退職制度を魅力的に感じる条件として「退職金の大幅な割増額が支給される場合」が64.4%と最も多いことも明らかになった。

 早期退職制度を魅力的だと感じる理由としては「早期退職制度の条件が良さそう」(52.1%)が最も多く、次いで「仕事のストレスが大きい」(32.2%)、「給与や待遇に不満がある」(26.3%)となった。

早期退職制度を魅力的だと感じている理由(複数選択可)

 早期退職後の進路については「フルタイムで安定した職場で働く」(49.5%)が最も多く、「パートタイムや契約社員など柔軟に働く」(22.4%)、「起業やフリーランスとして働く」(10.5%)と続き、多くの人が退職後も何らかの形で働き続ける意向を示した。

 一方、退職金制度がない会社に勤める人に「退職金に代わる収入確保についてどの程度必要性を感じていますか?」と質問したところ、「とても感じている」(39.9%)「やや感じている」(37.9%)と約8割の人が必要性を感じていることが判明。しかし「十分に準備できている」と回答した人はわずか3.2%にとどまった。

退職金に代わる資金の準備

 準備できていない理由としては「子どもの教育費や家族の支出が優先されているため」(26.4%)、「物価高騰で生活費が増えたため」(25.4%)が上位を占めた。

 また、退職後の不安を軽減するために行動を起こすべきタイミングとしては「昇進や昇給の限界を感じたとき」(36.1%)が最多で、「上司や経営層からのサポートや期待を感じないとき」(15.2%)、「自身のスキルや経験が不足していると感じたとき」(14.2%)と続いた。

キャリアを見直すべきタイミングとは?

【調査概要】:「退職金と早期退職がライフプランに与える影響」に関する調査

【調査期間】2025年2月17日(月)~2025年2月19日(水)
【調査方法】PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査
【調査人数】1,007人
【調査対象】調査回答時に40~50代の会社員と回答したモニター
【調査元】株式会社ハッピーカーズ(https://happycars.jp/
【モニター提供元】PRIZMAリサーチ

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《村上弥生》

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