特定非営利活動法人ジービーパートナーズは、経理や総務、広報などのバックオフィス業務に課題を抱えるNPO団体と、セカンドキャリアや定年後の社会参加を模索する経験豊かな人材をマッチングする新サービスを開始した。
内閣府の調査によると、NPO団体の約半数が年間収入500万円未満の小規模に運営されており、バックオフィス業務の担い手不足が課題となっている。また同調査では、安定的な経営を目指す上での課題として「人材の確保や教育」と回答するNPO団体が最多(65.6%)だ。
一方、少子高齢化が進む現代日本では、定年退職後も働くことや社会とつながることへの需要が増加している。特にミドルシニアと呼ばれる40~60代にとって「セカンドキャリア」を描くことはライフプランとして重要だ。
ジービーパートナーズはこれまで、NPO団体のバックオフィスを支える人材育成プログラム「経理サポーター養成講座」を開催し、のべ100名に受講してもらうなどの取り組みを推進してきた。今回の新サービスでは、「支援を必要とするNPO」と「力を貸したい個人」をつなぐマッチングを実施する。

支援の形態はボランティアから業務委託まで多様で、マッチング時に関わり方を丁寧に検討し、継続的な関係構築をサポートする。2025年9月30日までのトライアル期間中は無料で利用できる。
NPO法人ジービーパートナーズ:https://sites.google.com/gbpartners.jp/supporter-matching/
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