三井住友トラスト・資産のミライ研究所が2025年1月に全国の18歳から69歳の1万人を対象に行ったアンケート調査を2025年1月に実施した。その結果、お金に関する不安の1位は年代を問わず「老後資金」であることが明らかとなった。
老後資金不安の理由として最も多かったのは「老後の生活費の水準がわからないから」で、年齢層を問わず上位に挙がった。また、若年層では「年金額の水準がわからないから」「年金を貰えるかどうかがわからないから」との回答も多く見られた。

公的年金の受給額をイメージできている人に感想を聞いたところ、「想定よりも少なかった」または「想定よりもやや少なかった」と感じる人の割合が半数以上となった。


一方、退職金・企業年金については、約半数が「制度」としては知っているものの、「支給水準」のイメージは40歳代までは3割程度、50歳代でも4割弱と低いことがわかった。
