株式会社ルリアンが実施した「相続・終活に関する全国調査2025」の結果が明らかになった。
調査によると、終活を行っている人の割合は21.2%だった。都道府県別では宮城県が29.3%でトップとなり、福島県(28.2%)、秋田県(28.0%)と続いた。東北地方の3県が上位を占め、約3割が終活を行っていることがわかった。


また、相続経験者と未経験者では、遺産分割協議の認識に大きな差が見られた。経験者の43.9%が「現金や預貯金」について時間がかかったと回答したのに対し、未経験者は28.4%にとどまった。「親が居住していた土地・建築物」についても、経験者41.0%、未経験者24.3%と差が見られた。

「親に遺してほしい情報」と「自分が遺したい情報」については、いずれも「土地のこと」「銀行口座情報」「財産状況」が上位を占めた。


調査は2025年2月21日から25日にかけて、日本全国の40~69歳の男女を対象にインターネットで実施され、16342人から有効回答を得た。
【調査概要】
調査名:相続・終活に関する全国調査2025
調査対象:日本全国の40~69歳までの男女
調査期間:2025年2月21日(金)~2025年2月25日(火)
調査方法:インターネット調査
有効回答数:16,342件(うち1人の親だけが存命の方1,052件)
※回答結果(%)は小数点以下第2位を四捨五入し、同第1位までを表示しているため、合計が100%にならない場合がある
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